僧帽弁閉鎖不全症手術を決めてから、退院まで。血小板減少症により再入院してから退院、亡くなるまでの闘病記録はこちらです。

犬の僧帽弁閉鎖不全症手術体験記③~手術可能な循環器科へ~

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僧帽弁閉鎖不全症の手術に向けて、手術が可能な循環器科のある病院への通院が始まりました。

目次

手術が可能な循環器科を受診するまで

少し話が前後しますが、前回の記事の退院直後まで戻ります。

あんぱんが肺水腫で入院して退院する日、かかりつけの病院の先生に手術を受ける事を考えていると伝えました。手術が可能な循環器科のある病院に紹介していただくことになり、近々検査を受けることにしました。

肺水腫の後、退院後も利尿剤の影響か腎臓の数値が回復せず、BUNが146以上まで上がってしまったので、心臓のお薬を増やして利尿剤を少し減らすことになりました。

数日後、少しずつ腎臓の数値が下がって、BUN 106.5、Cre 2.55になりました。
心臓の状態が少し悪くなっていたので、また心臓のお薬を増やして利尿剤をまた少し減らすことになりました。

5日程ほとんど食べてくれない日が続いて、強制給餌をすることになって3日ぐらいすると、好きな物なら食べてくれるようになりました。
腎臓の数値も少し下がって、循環器科のある病院に行く前の検査ではBUN 51.7、Cre 2.14でした。

余命宣告を受ける

循環器科のある病院での初めての検査の結果、心臓の僧帽弁は広範囲で壊れていることがわかりました。
しかも、一度肺水腫になると余命は8ヶ月だと言われて、かなりショックを受けました。

手術は受けるつもりにしていましたが、腎臓の数値が下がらないと手術のリスクが高くなるので、薬の量を調製していくことになりました。

一週間後、循環器科での検査の結果、腎臓の数値が上がってしまっていました。
あんぱんが少しずつ元気になってきてると思っていたのに、結果は良くなかったのでがっかり。
入院して24時間の点滴治療をすすめられましたが、入院のストレスが大きいと思ったので、入院はさせたくないと伝えると、利尿剤をやめてみることになりました。

犬にも漢方薬がある

徐々にご飯も自分で食べてくれるようになって、元気になっているように見えましたが、
腎臓の数値が思うように下がってくれず悩んでいた2022年8月頃、犬にも漢方薬があることを知りました。

漢方薬を処方してもらえる病院を探して相談したところ、寧心と西伯利亜という漢方薬を処方してくれました。

漢方薬を飲み始めて、フードも腎臓ケア用のフードに変えてから2022年12月も終わる頃にはBUN 38、Cre2.1くらいで落ち着くようになりました。まだ数値としては高いけど、あんぱんが食欲もあって元気だったのでとりあえずは安心していました。

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