僧帽弁閉鎖不全症手術を決めてから、退院まで。血小板減少症により再入院してから退院、亡くなるまでの闘病記録はこちらです。

僧帽弁閉鎖不全症になってからの医療費

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愛犬が僧帽弁閉鎖不全症と診断されて、手術を受けるか迷っている方もいらっしゃると思います。
「医療費ってどれくらいかかるんだろう?」と悩まれる方もいるかもしれません。
そんな方の参考になればと思い、あんぱんが肺水腫になってからかかった医療費を公開することにしました。

病気の経過

あんぱんの病気について、闘病記録を読んで下さった方もいらっしゃると思いますが、もう一度お話しさせて頂きます。

2021年4月
定期検診で心雑音があり、僧帽弁閉鎖不全症と診断される。
お薬はまだ必要ないとの診断で、定期検診で様子をみることに。
その後、3~4ヶ月毎に定期検診、大きな変化はなし。
2022年6月
数日前からしんどそうにしていて、定期検診で肺水腫と診断される。
利尿剤を投薬してもらい帰ろうとしたところで、あんぱんが倒れてしまい即入院。
翌日の夕方退院。
その後、利尿剤の影響で腎不全と診断される。
2022年7月
手術可能な循環器科を受診、通院が始まる。
2022年10月
腎臓の数値が安定し、手術の日程が2023年2月に決定。
2023年2月
術前検査で肥満細胞腫が見つかり、僧帽弁閉鎖不全症の手術は延期。
肥満細胞腫の切除手術を受ける。
2023年5月
僧帽弁閉鎖不全症の手術を受ける。入院。術後13日目で退院。
2023年6月
退院後10日目、術後23日目、検診にて血小板が0になっていた為再入院。血小板減少症と診断される。
その後、非再生性免疫介在性溶血性貧血と診断される。
入院中、2回の輸血。(50ml×2)
再入院20日目、私たちの判断で退院させてもらう。
退院翌日、輸血3回目50ml。
2023年7月
輸血4回目100ml、5回目100ml、6回目90ml。 
膵炎になり、おそらく多臓器不全でお空へ。

以上が、あんぱんの病気の経過です。
病気に関しては、ワンちゃんによって色々なので一例にしかなりませんが、こういうこともあるんだなと参考にして頂ければと思っています。

お出かけした時
おうちでのんびり
おうちで遊び中

医療費について

医療費に関しては、病院によっても加入されているペット保険によっても変わりますが、今回書かせて頂くのは保険請求前の金額になっています。私たちも保険には加入していましたが、何回通院するかもわからない状況だったので、最後に整理してからまとめて請求することにしていました。

細かな治療費については記載しませんが、月毎にまとめているので闘病記録と合わせて見て頂ければなんとなくわかるかと思います。

2022年6月 161,505円
2022年7月 127,182円
2022年8月 69,674円
2022年9月 63,690円
2022年10月 43,142円
2022年11月 36,894円
2022年12月 43,142円

2023年2月 494,296円
2023年3月 50,732円
2023年4月 38,335円
2023年5月 1,502,195円
2023年6月 475,317円
2023年7月 397,650円

合計 3,503,754円

上記の病院代以外にも、医療費ではありませんが酸素濃縮器のレンタル料金が290,000円かかりました。
この後、保険請求をしましたが、それでも200万円以上はかかっていると思います。

お散歩中
おうちでまったり

さいごに

改めて病院の明細を整理して驚きました。
それだけあんぱんも頑張ってきたんだなと思い出して、また切なくなってしまいました。

私は手術を受けたことは後悔はしていませんが、手術をしていなかったらどうなったのかなと考えないわけではありませんでした。
手術をしない選択をするのも、一生懸命ワンちゃんのことを考えてのことなら悪い事ではないと思います。
なるべく後悔をしないようにする為に、ご家族できちんと話し合って納得して決めて頂きたいと思います。

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